Sorry. Japanese only.
Last update: 2003.6.2
写真をクリックすると、もう少しきれいなものが見えます。
レピーター設置準備会開催する。場所:朝生田町「蕎麦屋敷・ほうの花」
JARL愛媛県支部主催マイクロ波帯通信機器製作講習会の場で、5.6Gレピータ親機のお披露目がありました。
1月28日に5GHzレピータのアンテナ工事を行いました。
13時に取り付け工事開始。アンテナ据え付け完了後、伝搬状況の調査を実施しました。
まずは、温泉郡重信町(東方向)固定で59+入感を確認、その後、道後平野周辺各地での受信状況確認しました。
測定は、AGBアンテナ搭載の測定車1台(写真)ともう1台で実施。北は北条市、南は伊予市まで測定にまわりました。
なんとか道後平野をカバーできそうです。(使う側では、高利得のアンテナが必要になる箇所もあります。)
5GHzレピータ設置場所にビーコンを設置する。識別信号は:JH5ZHR
電波発射時間:12時00分〜12時30分、22時00分〜23時00分
工事設置協力者JA5AK/JA5MV/JA5GYU/JA5JSU/JR5EEK
松山地区SHF研究会レピータ局舎に設置し、試験電波発射する。
JH1UGF槙岡氏(講師)から5.6Gレピータ親機の紹介 |
5.6Gレピータ親機。 |
正面 |
正面2(少し拡大) |
後ろ側から |
待望の5GHzのレピターTRVが完成いたしました。
あとは、コールサインと周波数の決定待ちです。
上がレピータ用トランスバーター |
同じく |
内部(上から) |
内部2(斜め後ろから) |
アンテナは、JA5GYU近藤さんの製作です。
レピータ用アンテナは、送信用、受信用に各1個あります。
受信用が上、送信用が下に配置してあります。
松山市内の高台にある某局のタワーに取り付けました。
使う側では、高利得のアンテナが必要になる箇所もありますが、なんとか道後平野をカバーできそうです。
同軸の損失測定、電力の通過試験、SWRの測定は次の写真(ケーブルをつないだ状態)で済ませています。
アンテナのSWRは送信アンテナ、受信アンテナ共、1.01に収まりました。
トランスバーター取り付け時には、パワーや周波数、変調度などを測定予定です。
#同軸は、少し継ぎ足す必要が出てきました。
アンテナ全景 |
アンテナ全景(その2・下のほう) |
アンテナ全景、持つ人はJR5EEK | |
アンテナ取付け状態 |
アンテナ取付け状態(拡大) |
受信アンテナ |
受信アンテナ(横から) |
送信アンテナ |
送信アンテナ(横から) |
送信アンテナ(上から) |
伝搬状況測定車・AGBアンテナ搭載(停車して測定中) |
測定用AGBアンテナ |
5GHzレピータのシフト幅は、40MHzとなります。
親機側での設定、レピータシフターの利用等考えられます。
レピータシフターって?
シフターの動作原理は、トランシーバーの受信周波数はそのままで、
送信時にシフターが働いて送信周波数を40MHzシフトダウンさせ
トランスバーターに送りこまれます。
また、シフターの電源を切ると、自動的にシフト動作が停止し、
スルー状態になります。
<参考写真>
全体 | |
前面 |
背面 |
New Version 機能は同じ | |
前面 |
背面 |
4,5,6エリア各局で5GHzを中心にいろいろ移動実験を楽しみまし た。
この中で、松山市久万の台に設置した5600MHzレピーター局 「JP5YCK」の 動作 確認を兼ねて、3つのエリアを取り囲んでレピーターを介した交信を試みました。
高い周波数なので、各局の送信周波数の微妙な変化により変調の様子が 異なりましたが、次のとおり無事交信に成功しました。
JA4OAR/4−JA5GYU/5 59/59 JI6DRF/6−JA5GYU/5 59/59 JI6DRF/6−JA4OAR/4 59/59
特筆すべきは、6−4エリアどおしの交信です。
レピーター設置エリア以外の場所どうしの交信は意義があると思います。
瀬戸内海を隔てた3つのエリアで交信できるのは、このJA5YCKの最大の
特徴ではないかと思います。
この日の各局のレピーター局までの距離です。
JA4OAR/4 65Km(見通し) JA5GYU/5 15Km(見通し外) JI6DRF/6 102Km(見通し)
DE JA5GYU 近藤恒幸