Sorry. Japanese only.
松山地区SHF研究会(JH5ZHR/代表・JA5JSU・久山 出)主催で、5.6
GHz/10.1GHz帯のデュアルアンテナの製作技術講習会が、平成10年12月6日
(日)松山市の「四国ネットワーク(株)」で開催され、県内から13名が参加のほか、県
外2局からも照会がありました。
講師は、今年になって5.6GHzの設備を増設して、ロールコールに参加するようにな
りました。
設備は、松山地区SHF研究会代表のJA5JSU・久山さんで、CS用のオフセット型
のアンテナを利用して製作しました。
出来栄えは大変良く、出来上がった局は、早速トランスバーターにセットして試験運用を
行いました。
利得も大きく、松山地区SHF研究会の「5.6GHz」ロールコールで実験をし結果が
よければ、瀬戸内海の対岸の局と通信実験を予定しております。
また、5.6GHz/10.1GHzの未開局者が開局準備を計画する局もあり、有意義
なアンテナ製作講習会ができました。
平成7年1月に発足した「松山地区SHF研究会」による5.6GHzのロールコールに
参加する局が広がっていき、大きくはGHz帯のバンド防衛にも一役できるものと思います。
今後、松山地区を中心に、SHF/EHF帯の開局が広がっていくのを楽しみにしており ます。
JR5EEK 仙波満夫記 「JARL愛媛県支部報 第56号」より
昨年、一昨年と24GHZを中心とした、通信機器の製作技術講習会が開催され、これ
に参加し未知の領域を体験することが出来ました。
昭和55年12月に1.2GHZのトランスバーター製作技術講習会が、JARL愛媛
県支部主催で開催され、これが愛媛のマイクロウェーブの幕開きだったと思います。
その後、年次的に2.4GHZ/5.6GHZ/10.1GHZ/10.4GHZ/2
4GHZの製作講習会が開催されこれに挑戦して来ました。
その間、FMATVジェネレーター、ループアンテナ、パラボラアンテナの製作も並行
して行われ、これに参加した局は、延ベ123局になります。
過去の歴史が示すように、アマチュア無線は、このようなパイオニアたちによって切り
開かれてきました。
マイクロ波帯を開局している局は、少数ではあるが頑張っている仲間に大きな声援を送
りたいものです。
今年は、いよいよ、EHF波帯(ミリ波)の47GHZトランスバーター製作技術講習
会が、全国にさきがけて行われる予定、ぜひ参加したい。
製作技術講習会は、平成10年10月25日(日)に開催予定で、47GHzを中心に
マイクロ波帯通信機器の製作も並行して行われます。
追記
松山地区SHF研究会が全国で唯一行っている、5.6GHZロールコールは、少数で
はあるが、地道に活動をつづけております。
昨年10月、新たにJA5MV佐伯さん、松山市、JA5REF清水さん、重信町から
ロールコールに参加しています。
また、2エリア、4エリア、9エリアからも電波通信実験の申込もあり、今春には3,
(大阪)4,5,6,エリア間で、5.6GHz/10.1GHzでの通信実験を予定し
ております。
平成10年10月 8日
JARL愛媛県支部主催で、47GHzトランスバーター製作技術講習会が、
全国に先駆けて平成10年10月25日(日)愛媛厚生年金休暇センターで、17名の参加で
開催されました。
JARL愛媛県支部では、昭和53年に1.2GHzのトランスバーターの製作技術講習会
を実施して以来、毎年マキ電機の技術支援を得てマイクロ波帯のトランスバーターの製作を
実施しており、今年はいよいよEHF帯の47GHzトランスバーターの製作を行った。
当日は出来上がったトランスバーターを早速試験運用をする局もおり、47Gの製作の
難しさを痛感した。
なお、平成7年1月に発足した「松山地区SHF研究会」による5.6GHzのロールコール
も継続実施しており、5.6GHzの開局する者も着実に広がっています。
今後、松山地区を中心に、SHF/EHF帯の開局が広がっていくものと楽しみにしております。
予てより、計画していた、3/4/5/6エリアのマイクロウエーブマンが、大阪湾から
別府湾を結ぶ瀬戸内海縦断「5.6GHz/10.1GHz」帯の電波伝搬通信実験を、5
月24日(日)に実施しました。
移動運用地点は、大阪湾方面に、東大阪マイクロウエーブJO3FOEメンバーが生駒山
に移動、瀬戸内海の中間に、倉敷市のマイクロウエーブJA4UBWメンバーが倉敷市種松
山に移動(当初、玉野市であったが天候不良で変更)、福山市のJK4IWLが神石郡に移
動、松山地区SHF研究会メンバーが北条市高縄山展望台に移動、岩国市のJR4KEAが
玖珂郡銭壺山に移動、下関市のJF4TPXが豊浦郡華山に移動、別府市マイクロウエーブ
メンバーが杵築市に移動し、待機した。
なお、北九州マイクロウエーブJA6GIPメンバーも移動予定であったが、雨天のため
中止した。
松山地区SHF研究会の移動メンバーは次のとおりです。
JA5AK,JA5IDH,JA5REF,JR5EEK,JR5MRTの5局です。
この日は、高縄山頂は曇天で小雨が時折ばらつく天候で、コンディションは悪く、眺望も
よくなかった。
実験は、正午丁度に開始した。
初めに、北条市/倉敷市/玖珂郡/神石郡と交信、5.6GHz/10.1GHzともに
59/59で交信、つづいて杵築市が雨天となり実験中止した。
なお、杵築市とは、24GHzも同時に通信実験を行う予定であった。
残念なことに、最大の実験目標がある東大阪メンバー移動の生駒山と実験開始時、高縄山
山頂は本格的な降雨となり急遽通信設備を撤収し、倉敷のメンバー経由で、雨天のため実験
中止の旨伝言を依頼、次回に通信実験の約束を伝え下山した。
今まで、これだけのマイクロウエーブマンが各所に移動実験に参加したことがなく、晴天
であればすばらしい通信実験ができたのではないか悔やまれました。
JR5EEK 仙波満夫記 「JARL愛媛県支部報 第54号」より