坊ちゃん列車 Part2

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JR5EEK仙波さん提供です。

坊っちゃん列車

 坊っちゃん列車とは伊予鉄道で活躍した蒸気機関車のことで夏目漱石の小説「坊っちゃん」で、
その登場人物達が多くこの蒸気機関車を利用したことから「坊っちゃん列車」の愛称で人々に親しまれていた。
 伊予鉄道は、日本最古の軽便小鉄道でその主役として活躍したのがドイツ・ミュンヘン州
クラウス社製の蒸気機関車(愛称・坊っちゃん列車)でした。
 坊っちゃん列車は明治21年10月28日の運行開始以来67年にわたり、活躍したが、
列車の電化に伴い蒸気で走っていた坊っちゃん列車は路線上から姿を消した。

参考事項

坊ちゃん列車は平成14年9月2日復元され市内電車の軌道を走っております。
      
現在1号車と、14号車が走っております。

1号車は:明治21年ドイツ・クラウス社輸入第1号車
     14号は:明治41年ドイツ・クラウス社最後の輸入
          その意味で1号車と14号車が走っております。
          
伊予鉄道には、蒸気機関車は1号〜17号までありました。
     
1号車〜6号・11号〜14号車まで伊予鉄道が直接ドイツ・クラウス社からの輸入。
   7号〜 8号は:道後鉄道からの引継ぎ・イギリス製
   9号〜10号は:南豫鉄道からの引継ぎ・
  11号〜14号は:伊予鉄道が直接ドイツ・クラウス社から直接輸入
  15号〜17号は:住友別子のものを引継ぎ・製作所不明

昭和28年同時の写真が手に入りました。


撮影:昭和28年12月 松山市駅を出発する12号車 川は「中の川」

撮影:昭和28年12月16日 石手川鉄橋を渡る 12号車

撮影:昭和28年12月12日 旧温泉郡石井村大字天山
天山橋の手前を走る森松線
後ろにかすかに見える送電線の鉄塔が、四国電力天山変電所があるところです。
列車の右側が、旧ディック店です。「現在は天山病院」
左の道路は、国道33号線です。

撮影:昭和28年10月2日 旧温泉郡久米村大字福音寺字川付「土亀山」から
満員の乗客を乗せて走る横河原線

撮影:昭和28年10月 鉄道マニアに評判の高かった 12号・14号機関車 市駅の車庫にて

撮影:昭和28年 1号車 明治21年ドイツ・クラウス社から輸入第1号車

撮影:昭和28年12月1日 立花駅を出る横河原線

ナレーション付きビデオです。約700kバイト。
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